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Terve!! 絵文字

フィンランド語の過去形の作り方
フィンランド語では-i-と云う音が過去を表す印となります。

例えば「(私)話す」⇒「話した」
puhun⇒puhuin

動詞の語幹+i+人称語尾

iを付ければ過去となるのですが、そうは問屋が卸さないのがフィンランド語。
iをつけることにより、直前の音が消えたり、変化あり。
とまあこれはいつものことなのですが…あまりに例外が多くて絵文字

①u、y、o、öは変わらない
sanoa(言う)⇒sanoi-
säilöä(保存する)⇒säilöi-
kysyä(尋ねる)⇒kysyi-

上記の語幹に人称語尾を付ける!
ただし!!!
hänは何もつけない絵文字

minä puhuin
sinä puhuit
hän puhui
me puhuimme
te puhuitte
he puhuivat

Mitä sanoit ? (あなたは)何を言ったの?
Mitä kieltä puhuitte ? (あなた達は)何語を話したの?

*kpt交替あり。

Nukuin hyvin. 私はよく寝た。
Vauva nukkui huonosti. 赤ちゃんはよく寝れなかった。

②-i-の前ではe、i、äは消える
*aの多くも絵文字(全部でない)も消える絵文字

luka(読む)⇒luki-/lui-
pitää(好む)⇒piti-/pidi-
oppia(習得する)⇒oppi-/opi-
ostaa(買う)⇒osti-
ottaa(取る)⇒otti-/oti-
odottaa(待つ)⇒odotti-/odoti-

Luin lehteä olohuoneessa. 私は今で新聞を読んでいた。
Opit japania heti. あなたは日本語をすぐに習得した。
Odotimme bussia. 私たちはバスを待っていた。

③-i-の前のaはoに変化する場合がある

ajaa(運転する)⇒ajoi-
laulaa(歌う)⇒lauloi-
alkaa(始まる)⇒alkoi-/aloi-
antaa(与える)⇒antoi-/annoi-
tappaa(殺す)⇒tappoi-/tapoi-

Ajoimme autolla Trukuun. 私たちは車でトゥルクへ行った。
Konsertti alkoipain. コンサートは間もなく始まった。
Minä autoin häntä. 私は彼女を助けた。

④-ti-、-lti-、-rti-、-nti-はそれぞれ-si-、-lsi-、-rsi-、-nsi-へ変化する(全部ではない)

huutaa(叫ぶ)⇒huusi-
pyytää(頼む)⇒pyysi-
löytää(見つける)⇒löysi-
kieltää(禁じる)⇒keilsi-
ymmärtää(理解する)⇒ymmärsi-
lentää(飛ぶ)⇒lensi


*kpt交替なし。

Mitä tiesit Suomesta ? あなたはフィンランドについて何を知っていた?
Lentokone lensi Suomesta Japaniin. 飛行機はフィンランドから日本へ飛んだ。
He ymmärsivät norjaa hyvin. 彼らはノルウェー語をよく理解した。


ここに載せた動詞の過去形は一部。
他にも特別な変化の仕方が…絵文字

これはもう個別暗記だな絵文字

少しずつやっていこう絵文字


フィンランド語で命令形の2人称単数の形は、
1、2人称の語尾を取れば出来上がりでした。

Puhu suomea ! フィンランドで話して!
これは相手に対して。

さて、それでは自分が~しようと!と云う場合はどうなるのか。
1人称複数の形で「~しよう!」と云う意味を表します。

1人称複数の命令法の語尾は、-kaamme / käämme を付けます。

Puhu に kaamme を付けて、Puhukaamme ! で「話そう!」と云う意味に。

他にも、

読む lukea ⇒ lukekaamme ! 「読もう!」
食べる syödä ⇒ syökäämme ! 「食べよう!」

となります。

他の動詞は、

行く mennä ⇒ menkäämme !
する tehdä ⇒ tehkäämme !
択ぶ valita ⇒ valitkaamme !
目覚める herätä ⇒ herätkäämme !

となります。

Terve!! 絵文字

昨日は関東でも雪が積もるなんて言われていたけど、
さらっと降って後は雨に変わったので良かった。

それにしても今年になって久々の雨。
去年の暮れからあまり雨が降らなくて、
やや乾燥気味だったから。

さてフィンランド語の命令形絵文字

もっとも良く使われるのが、2人称の形です。
作り方は簡単、1、2人称から語尾を取ればそれで出来上がり。
フィンランドにしてはとっても簡単。

Puhu suomea ! フィンランド語で話して!
Tule tänne ! こっちに来て!絵文字
Nuku hyvin !ぐっすりと寝てね。
Esittele itsesi ! 自己紹介して!

そして禁止の命令文。
命令文の前にäläをつければ出来上がり!
これまたフィンランド語にしては簡単絵文字

Älä puhu japania ! 日本語はダメだよ。
Älä tule tänne ! こっちに来ないで!

となります。
次回は「~しよう!」へ続きます。

かつて学生の頃、英語を必死に勉強したいた。
それは英語を使った職場で働きたかったため絵文字

その結果、英語を使った環境の職場で働くことができ、
今も継続して働いている。

でも思えば大した勉強はせず、実は英検3級止まり。
それでよく雇われたものだ絵文字
と今になって思う。

社会人になってからフランス語に興味を覚え、
独学で勉強を始めた。

フランス映画が好きで、独身の頃はよく観ていたので、その影響もあったのかもしれない。
因みにフランスの女優ではマリー・ジランが当時は好みだった。
今はオドレイ・トトウかな。
と、どうでもいいことですが絵文字

フランス語に話を戻して、まずは仏検を取ろうと目標を立てた。
5級⇒4級⇒3級までGETできた。

ただ2級の壁は高く、厚く…
こちらも3級止まり絵文字となった。

でも英語も、フランス語もそんな目標があったので、
一応、そこまでは到達できた。

さてフィンランド語は?と云うと、

フィンランドの映画を観るわけでもなく、
フィンランドへ旅行するわけでもなく、
フィンランド人と仲良くなりたいわけでもなく、

何のために?勉強しているのだろうとふと思い始めた。

もちろん、フィンランドの映画は何本か観たこともあるし、
フィンランドへ旅行出来るものならしたいし、
フィンランド人とお近づきになれるものならなりたい。

でもあくまで希望であって、
絶対的な願望でも欲望でもない。

フィンランドの8割以上の国民が、英語が話せる状況で、
いったい何のために、この難易度の高い語学を勉強しているのだろうと考えてしまう。

~の中へ☆入格

2017年02月09日
移動先の「~へ」を表現するときは、入格を使います。
意味としては、「~へ」、「~まで」です。

語尾変化は最後の母音を伸ばして、-nを付ける。

例えば家へは、
talo ⇒ taloonとなります。

他例として、
フィンランド suomi ⇒ Suomeen
馬 hevonen ⇒ hevoseen
高校 lukio ⇒ lukioon
博物館 museo ⇒ museoon

国 maa ⇒ maahan(-h-を入れる)
仕事 työ ⇒ työhön
部屋 huone ⇒ huoneeseen(-ee-を入れる)
ポルヴォー Porvoo ⇒ Porvooseen
木曜 torstai ⇒ torstaihin

私たちはフィンランドへ旅行する
Matkustamme Suomeen.

彼女は朝から夜まで働いている
Hän on työssä aamusta iltaan.

図書館へ行く
Minä menen kirjastoon.

3月から6月までフィンランドに住んでいた
Minä asuin Suomessa maaliskuusta kesäkuuhun.

「~の中で、~に」

フィンランド語で「~にいる」(いる場所を特定した言いたい場合)は内格もしくは接格で表現します。

内格の語尾は-ssa/ssäで、
接格の語尾は-lla/lläです。

まずは内格組み。

家 talo ⇒ talossa
フィンランド Suomi ⇒ Suomessa
部屋 huone ⇒ huoneesa

私は大きな家に住んでいる
Asun issossa huoneessa.

彼はフィンランドにいる
Hän on Suomessa.

私はここで働いている。
Olen työssa täällä.

彼は今日ヘルシンキにいません。
Hän ei le Helsingissä tänään.

そして接格組み。

彼はロシアにいる。
Hän on Venäjällä.

接格を使う都市名。
タンペレに Tampereella
ラウマに Raumalla
ロヴァニエミに Rovaniemellä

内格と接格のどちらを使うかは、その名詞ごとに違うようです絵文字
さすがフィンランド語。一筋縄にはいきません。

文法上は内格は~の中に、接格は~の上にとなっていますが、
例文を見る限り、全くのウソっぱち。

ここら辺はもっと要勉強絵文字

格の一致☆

2017年02月08日
Terve!!絵文字

明日は関東では絵文字の予報となっていて、
通勤時がどうなるか心配なところです。
なんせバイク通勤だから。

雪国のフィンランドではバイクってどうなんでしょうかね。
日本だと場所によっては、スパイク履いて走らせたりしていますが、
雪の日=バイク厳禁が常だと思うので。

さてフィンランド語の勉強絵文字

フィンランド語で名詞に形容詞や代名詞を付けて言う場合は、
名詞の前に置きます。日本語と同じですね絵文字
フランス語だと逆になったりします。

例えば「大きな家」とフィンランド語で言いたい場合は、
iso talo
「この家」と言いたい場合は、
tämä talo
となります。

これを複数で言う場合、主格の語尾は-tなので、
「大きな家々」isot talot
「この家々」nämä talot

tämäの主格の複数形は例外でnämäとなります。

「大きな家の」と~のという属格で言いたい場合は、
ison talon

と大きなと言う形容詞まで属格にする必要があります。
この場合は-nをisoとtaloの双方に付ければ絵文字

「この家の」は、
tämän talon
となります。

フィンランド語の「~の」に当たる属格。
概ね名詞の語幹に属格の語尾-nを付ければ絵文字

英語の場合ofで挟んで表現するけれど、フィンランド語の場合、名詞にそのofの役割のものをくっくける。
日本語のそれと似ている。

ヘルシンキはフィンランドの首都です。
Helsinki on Suomen kaupunki.

これは犬のオモチャです。
Tämä on koiran lelu.

さてこれが複数となったらどうなるのか。
複数の格のうちで単数形ともっとも形が異なります絵文字

ここで紹介しようと思ったのですが、あまりに複雑なので、また別の機会に絵文字
もっと勉強してからでないと、うまくまとめられません。

なので主格の複数形のことを書きます。
犬が、koira
犬たちが、koirat

と語幹に-tを付けます。

フィンランド人たちが、suomilaiset
家々が、talot

例:Koirat ovat tuolla.
犬たちがあそこにいる。

例:Suomalaiset istuvat ulkona.
フィンランド人たちは外で座っている。

比較的簡単♪

日本語は「が、の、に、は、へ」などの助詞が名詞について文を構成していきます。

先日、小学校1年生の息子の国語の宿題に、この助詞を択ばせる問題が出ていました。

普段話している言葉でもこうやって問題として出されると、1年生には難しいのでしょうね。頭を抱えていました。
大人でもたまに間違えますしね。

さてフィンランドも同じです。
日本語の助詞のように格と云うものが存在します。

例えば、家。
taloですが、これは単数の主格です。

「家は~」とか「家が~」として言うときにそのまま使います。
そしてこの単数の主格はそのまま語幹になります。

この語幹を基礎にして、格といわれるものをくっつけていけばいいのです。

「~の」と言いたい場合、各語尾の-nを付けます。
taloにnを付けて、talon「家の」となります。

これが属格と言われるものです。

おもちゃの lelu⇒lelun
犬の koira⇒koiran
国の maa⇒maan
道の tie⇒tien

簡単じゃん!絵文字
と思いきや、例外も多数あり。
これがフィンランド語。

フィンランドの suomi⇒suomen
言語の kieli⇒kielen

iで終わる場合はiをeに変えてnを付けます。

そしてこれに更に例外あり。
ガラスの lasi⇒lasin
コーヒーの kahvi⇒kahvin

つまり変化しないものあります絵文字

またnenで終わる単語は、seに変わります。
女性の nainen⇒neisen

またまたeで終わる単語は、eをもう一つ追加して、
部屋の huone⇒huoneen

これはeで終わっているように見せかけておいて、実は声門閉鎖音というものが隠れているのだそうです絵文字

実際に発音するときにフオネと詰まったツを発音するためです。

ただしその例外で、
熊の nalle⇒nallen
アンネの Anne⇒Annnen

と覚えようとすると頭は大混乱絵文字

覚えようとせずに、感覚で身に付けていくのがいいのかもしれません。
と云うかフィンランド語って全体的にこんな感じ絵文字

Terve!! 絵文字

フィンランドは難しい!!

それは判ってます。でもあえてそれに挑戦しようと思ってます。
だからこのブログを立ち上げました。

実は特別フィンランドに興味がある訳でもないのです。
ただ何となくがきっかけでした絵文字

その何となくのきっかけが息子が宿題でした。

ある日、息子が宿題をしているときに、自分は目の前に置いてあったIKEAのカタログを眺めていました。

IEKAのカタログにはスウェーデン語表記もあるので、何となくそれを読んでいました。

そのとき息子が、
「それ、お父さんの音読の宿題?」と聞いてきたのです。

絵文字
もしかしてこれっていいかもと思いました。

毎日宿題を面倒臭がる息子と一緒に勉強すれば、息子も少しは宿題に意欲が沸くかも!

そう思いスウェーデン語ってどんなだろうと思い調べ始めました。
すると北欧周辺には、スウェーデン語のほかに、ノルウェー語、デンマーク語、フィンランド語、アイスランド語があることを知りました。

その中で一番興味を挽いたのが、フィンランド語でした。
そこで図書館へ行きフィンランド語の本を借りて読んでみました。

却下絵文字

難易度高すぎ。

これまで英語やフランス語を勉強したことがありますが、全て中途半端な自分。

第二外国語でドイツ語を選択したとき、ギリ単位は取れたけど、あの格変化は二度と見たくなかったのです。

フィンランド語の格変化はドイツ語以上にあります。
(ロシア語以上)

15の単数の格変化に13の複数の変化が加わって、とんでもないことになります。

それに比べて、ノルウェー語やデンマーク語は格もない。おまけに動詞の人称変化もない。

近く国々同士なのに、どうしてこうも違うかな。

とイロイロと考えて、あえてフィンランド語を択んでみました。
難易度が高い分⇒挫折者も多い⇒習得者も少ない(推定)

単純な図式から、メジャーなものより、マイナーなものに惹かれる自分には合ってるかもと思っています。

さてタイトルにある、英語にあってフィンランド語にないものとは、
それは『冠詞』でした。

英語のa,an,theとか仏語のle,la,les,un,une,des,du,de la,l'のようなもの。

フィンランド語で家はtalo。
でもある家と指そうが、その家と指そうが同じ意味に使われます。

そもそも日本語には冠詞などないのですから、ある方が変と考えるのが日本人には普通な気がします。

Terve !! 絵文字

フィンランド語は悪魔の言語と言われようと、世界一難しい言葉と言われようとも、そうでない部分もいっぱいあります。

特に日本人には発音がし易い。
英語のようにrとlの発音の違いもなければ、thで舌を噛んで発音しなくてもいいんです。

ローマ字通りに読めばそれでいい。

多少、イントネーションに気を使わないと、フィンランド語らしくは聞こえませんが、それでも楽な方だと思う。

もう一つ易しいところが。
それは数の数え方。

考え方として、日本語と同じように考えれば絵文字

まずは基本の0~10まで覚えて。

0 nolla
1 yksi
2 kaksi
3 kolme
4 neljä
5 viisi
6 kuusi
7 seitsemän
8 kahdeksan
9 yhdeksän
10 kymmenen

これに11なら、1にtoistaを付ければ出来上がり。
yksitoista

12なら2にtoistaを付けて、
kaksitoista
となり、あとは19まで同じやりかた絵文字

20,30,40…以降も簡単。
1~9の数字にkymmentäを付ければ良い。

20なら
kaksikymmentä
30なら
kolmekymmentä

そして21,21,23…以降は以下の要領で。
kaksikymmentäyksi
20と1と言えば良い。

31なら、
kolmekymmentäyksi
となります。

フランス語で72(soixante-douze)と言いたいとき、
60+12と表現するよりは日本語的。

でもわざわざ考えて言う人はいないと思うので、
そう言うものだと覚えてしまえば、どちらも同じでしょうか。

ちなみにフィンランド語で72は、
seitsemänkymmentä
ちょっとフィンランド語の方が長ったらしいか絵文字

Terve !! 絵文字

フィンランド語でハイかイイエで答える様な質問をするとき、とっても便利で簡単な聞き方があります。

それは、ko

単語の後にkoをつければそれが疑問文に変わります。

例えば、あなたはフィンランド人ですか?と聞きたい場合、
Oletko sinä suomalainen?

動詞のolenの人称変化に-koを付けるだけ。

答えるときは、YESの場合は、
Kyllä.

NOの場合は、
En.

と答えます。

彼は日本人ですか?と聞きたいとき、

彼は日本人です。
Hän on japanilainen.

動詞のonにkoを付けて、主語と動詞を入れ替える。
Onko hän japanilaine?

となります。

はい、私は日本人です。とご丁寧に答えるときは、
Kyllä. Minä olen japanilainen.
となります。

Kylläの別の言い方の、niinに-köを付けて、
Niinkö?とすると、
「そうですか?」「あ、そう?」などのような意味で使われます。

同様にあなたと言う人称のsinäに-köを付けて、
Sinäkö? とすると、
「あなたなの?」と言う意味にもなります絵文字

Terve絵文字

フィンランド語の人称代名詞は6種類あります。
当たり前ですが、他の言語とあまり変わりません。

私/私たち
minä / me

あなた/あなた達
sinä / te

彼(女)/彼(女)ら
hän / he

英語やフランス語と違って、彼と彼女の区別がありません。
男女の区別がない。

ついでにフィンランド語は名詞の性もない絵文字

あなたと言いたいときに、sinäよりもteを使った方が丁寧な言い方。

私は学生です。
Minä ole opiskelija.

あなたはフィンランド人です。
Sinä olet suomilainen.

彼らはそこにいる。
He ovat tuolla.

olenやoletは動詞ollaの人称変化。
英語のbe動詞のようなもの。
「~です」に当たります。

主語によって動詞も形を変えます。

私は/私たちは
miä olen / me olemme

あなたは/あなた達は
sinä olet / te olette

彼(女)は/彼(女)らは
hän on / he ovat

動詞を見れば主語が分るので、省略されることもしばしば。

私はノルウェー人です。
Olen norjalainen.

私たちは家にいる。
Olenmme kotona.